GoogleやYahooで検索するとき、検索結果ページであなたがクリックするのはどの位置でしょうか?
最近の検索エンジンは「リスティング広告の表示順位と位置について」でも書きましたように、ページ下部にオーガニック検索(自然検索)が移動し、リスティング広告がページ上部に表示されるようになりましたが、どちらにしてもページ上部(特に1番目)をクリックされることが多いと思います。
ブログのアクセス数を増やす際に1位表示されるということはとても大事なことです。GoogleやYahooは世の中に星の数ほどあるWebサイトから最適なページを表示するように今もアルゴリズムを検証し、常に改善を行っています。
その中でも大きな要因のひとつとして、検索キーワードとページの関連性があります。あるキーワードで検索された際に、検索結果に表示されたページがクリックされるかどうかやクリック後すぐに直帰(戻ってくる)しないかなどの行動パターンも蓄積され、キーワードとページとの関連性を判断します。この評価が低くなると他のWebサイトよりも低い順位に押し下げられ、日々のアクセス数も大幅に減少するということにつながります。
なぜ1位表示されることが大事なのか
冒頭でも書きましたようにGoogleやYahooの検索結果でユーザーに最もクリックされるのは1位表示されるページです。そこから2位、3位となると一気にアクセスされる割合が減ってきます。10位以下(2ページ目)まで見てもらえる可能性はほとんどないといえるでしょう。
「クリックされやすいのが1位表示されるページだから」というのは私が言うまでもなく当然のことなんですね。
それ以外にも1位表示されることが大事な理由があります。
1位表示のページはなかなか下位に落ちない
自分のサイトで1位表示されるキーワードの順位推移を見てみると、1位まで順位が上がったページはしばらくは下位に落ちてこない傾向があります。この理由として先ほど言いましたクリックされるかどうか(クリック率)が大きく影響しています。
1位表示のページはクリックされる割合が圧倒的に違います。2位以下と比較になりません。そのキーワードで検索されたユーザーにとにかくクリックされまくる状態が続くわけです。
そのため、キーワードとページが関連性は高いと見なされやすく、下位のページが追い上げようにもなかなか難しい状態になるわけです。あとはこまめに記事をチューニングしながら運用しておけばOKです。
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2位以下のページは1位を抜けないのか
逆に、今現在は検索結果で2位に表示されるというページ(記事)を持っている場合があると思います。先の理論でいくといつまで経っても1位になれないように思えますがチャンスはあります。
それは外部要因の評価を高めていくことです。外部要因って何だ?と思われるかもしれませんが、つまりは被リンクのことです。他のサイトから被リンクを受けることでそのリンクに含まれたキーワードに関するページであることがGoogleやYahooにも蓄積されていき「このページはそのキーワードで多数のサイトから支持を受けているな」と理解してもらうわけです。
そうすると、たまにひょこっと1位になる日が出てきます。しかし、それは長く続かず次の日にはまた2位に戻ります。ですが、またしばらくすると今度は何日かの間、1位になります。
こういった動きをしながらGoogleやYahooではどちらがよりユーザーの検索目的に沿っているのかを判断し、最終的に2位だったページと1位だったページが入れ替わるという逆転劇になるわけです。
まとめ
このようにGoogleやYahooではアルゴリズムによって検索順位が日々決定されて検索結果として表示されています。
1位表示されているページは簡単には下位に落ちることはないですが、2位以下のページが猛追していることはきっちりと認識しておく必要があります。
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情報が古くなっているのに更新せず放置していたり、エラーとなって表示されないコンテンツがあったりするようでは、いつしか2位以下のページに逆転されてもおかしくありません。
しばらく1位表示されていたのに「あれ?一瞬だけど2位になったぞ」と気付いたときには少し遅いかもしれません。2位以下のページと比較されだしている証拠ですね。
そうならないよう1位表示されているキーワードとページは大事にメンテナンスし、アクセス数とともにブログの成長を目指していきましょう。