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キーワードのマッチタイプを理解しよう

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リスティング広告でキーワードを設定する際は「マッチタイプ」を合わせて指定します。マッチタイプとは設定したキーワードがユーザーの検索語句にどのように含まれた場合に対象とするかという条件です。

マッチタイプには条件が厳しい順に「完全一致」「フレーズ一致」「部分一致」の3種類があります。また、部分一致には「絞り込み部分一致」という少しルールを厳しくできるオプション条件もあります。

本記事では各マッチタイプの特徴と表示例を交えながらご紹介していきます。

1. 部分一致

部分一致は、マッチタイプの中でユーザーの検索語句を一番幅広くカバーできる条件です。設定キーワードが検索語句のどこか一部に含まれていれば対象となり広告が掲載されます。複数キーワードの場合、どちらか一方が含まれているだけでも対象となります。

例えば「まつげエクステ 新宿」とキーワードを設定した場合は下記の検索語句はすべて対象となります。「まつげエクステ」や「新宿」のどちらか一方でも含まれていれば対象となることがお分かり頂けると思います。

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「まつげエクステ」の略称である「マツエク」なども部分一致ではカバーされます。

2. 絞り込み部分一致

通常の「部分一致」が設定キーワードの一部が含まれていれば対象となっていたのに対して「絞り込み部分一致」は、設定キーワードがすべて含まれている場合という条件が追加されます。キーワードの順序は問いません。

設定の際にはキーワードの前に「+」のマークを付けます。

例えば「+まつげエクステ +新宿」と設定すると、対象となるのは下記の赤字キーワードのみに絞られます。「まつげエクステ」と「新宿」の2つが含まれていれば、他に検索語句が追加されていても対象となります。ただし、どちらかが欠けると対象外となります。

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キーワードの略称は絞り込み部分一致では対象外になる傾向があります。上記例では「マツエク」など。

3. フレーズ一致

フレーズ一致は、設定キーワードがすべて含まれ、かつ、順序も同じ場合に限り対象となります。

「まつげエクステ 新宿」をフレーズ一致で設定すると下記の赤字キーワードのみに絞られます。「まつげエクステ」と「新宿」が含まれていても設定した順序通りの並びになっていない場合は対象外となります。
例)「新宿 まつげエクステ」はNG

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4. 完全一致

名前の通り、設定キーワードとユーザーの検索語句が完全に一致した場合にのみ対象となります。余計な検索語句が含まれていたり、前後が逆になると対象となりません。最も限定できる条件です。

「まつげエクステ 新宿」を完全一致で設定すると下記の赤字キーワードしか対象になりません。

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「まつげエクステ」と「まつ毛エクステ」のように意味は同じで表記が異なる場合は類似語句という扱いでキーワードは同等に扱われます。「引越」と「引っ越し」などもそうですね。

まとめ

リスティング広告の運用においてキーワードは要の設定とも言えます。決められた予算枠で効果の上がる配信をするために、日々の経過を見ながらキーワードも改善をしていくことが大切です。

検索語句を限定し過ぎますと機会ロスになりますし、カバーし過ぎますと予算がいくらあっても足りなくなります。最も効率的なキーワード設定を利用してより良い運用を行ってください。

関連記事:リスティング広告のキーワード選定が大事な理由

ご参考になりましたら幸いです。


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