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リスティング広告のレポートをチェックしていると、たまに広告クリック数がインプレション数(表示回数)を上回っているキーワードや検索クエリーがあります。普通に考えると表示される回数以上にクリックされることは考えられませんが、データとして計測されることが確かにあります。
リスティング広告のクリック率は1~2%ぐらいが一般的とされていますが、上記のようなデータが計測された場合は200%や300%というようなクリック率になっています。こういった特殊なクリック数が計測される原因にはどのようなことが考えられるのでしょうか?気になるので調べてみました。
クリック数が表示回数を上回る原因
広告レポートでクリック数が広告の表示回数を上回るようなデータになる場合、以下3つの原因が考えられます。
1. 広告クリック後にブラウザの「戻る」で検索結果に戻って再クリックした場合
ユーザーが検索結果から広告をクリックした後、ブラウザの「戻る」で再び検索結果に戻り、同じ広告をもう一度クリックすると1回の広告表示で2回のクリック数と計測されます。
クリック率が200%や300%となっている場合はこの可能性が一番高いと言えるでしょう。
2. 直近の表示回数の値がレポートに反映されていない場合
レポートに反映される項目はすべてが同じタイミングで集計されているわけではありません。
Googleアドワーズの場合ですが、クリック数は約1時間ごと、表示回数は数時間ごとに集計されています。そのため、レポート抽出のタイミングによっては表示回数に未反映の値が残っている可能性もあります。この場合は少し時間を置いてから再度、レポートを抽出すると正しい値になっていることがあります。
3. 「無効なクリック」の削除が間に合っていない場合
リスティング広告では悪意あるクリックと判断された場合、後日、無効なクリックとして除外してくれます。つまり、リアルタイムで見ていたときよりもクリック数が減る可能性があります。
どのようなユーザー行動があったかは特定できませんが、悪意あるクリックが発生してクリック数がむやみに増加しGoogleやYahoo側でその削除対応が完了していない間に抽出すると、クリック率200%や300%という値になることがあります。
この場合は、しばらくすると正しいクリック数に戻りますのでレポート上のデータも適切な値になるでしょう。
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最後に
広告のクリック率は1%や2%を目指して日々運用されている方が多いと思います。そんな中でクリック率200%や300%という値が出てきた場合にどう判断してよいか悩まれていた方もいらっしゃるでしょう。
基本的にはユーザーによるイレギュラーな行動による場合がほとんどですので、あまり気にしなくて良いかと思います。また、抽出期間やデータ量によってはクリック数が本来よりも増えている可能性もありますが、埋もれて気付かないこともあるでしょう。
それよりも1~2%前後のクリック数に満たない施策について色々と対策を考えられることに時間を割かれるほうが得策だと思います。
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ご参考になりましたら幸いです。